こんにちは!十勝きこり不動産の川瀨です。
山林が欲しい…と思っている方も多いと思います。
ただ、どのような山林を選べば良いのか分からず、なかなか踏み出せないという話を耳にします><
山林(不動産)を購入するうえでは、条件に合ったらすぐに買う、という覚悟が必要です。
条件が明確な人ほど判断が早いため、それだけ良い条件の物件を取得することができます!
今回は条件の一つ「樹種」について、現役のきこり目線でご説明します。
広葉樹か、針葉樹か
木は大きく分けて広葉樹と針葉樹に分けられます。
山林を購入する際は、生えている木が広葉樹か針葉樹かで値段が変わります。
現在は同じ林齢であれば広葉樹の方が安く、針葉樹の方が高い傾向にあります。
では広葉樹の方が使いにくいのか?というとそうではありません。
どちらも良い点、悪い点がありますので、自分の目的に沿った樹種を選ぶのが重要となります。
針葉樹のメリット・デメリット
北海道の針葉樹はカラマツ、トドマツ、アカエゾマツなどが主流となります。
各エリアで生育に適した樹種が植えられており、針葉樹は人工林として戦後に植えられたケースがほとんどです。
特徴は以下のとおりとなります。
- 丸太価格が安定している→売却できる市場があるため、現金化しやすい
- 利用しやすい→通直で丸く育つ性質のため、ログハウスや橋など幅広く使いやすい
- 管理しやすい→人工的に育てているため規則正しく植えられ管理がしやすい、森林組合に任せして管理してもらえる
- 長期的な運用に向かない→単一樹種で植えられているケースが多く、病害虫で全滅するリスクがある
- 収穫後にお金が掛かる→皆伐した場合は植林しないと森が戻らないため、お金が掛かる
- 購入する金額が高い→丸太価格が安定しているため、立木の評価が付きやすく購入金額が高くなる
- 素材価格が安定した山林経営をしたい人
- 丸太や葉(エッセンシャルオイルなど)、針葉樹素材を活用したい人
- 森林組合にお任せして経営したい人
に向いています。
広葉樹のメリット・デメリット
北海道の広葉樹はシラカンバやミズナラなど多種多様な樹種となります。
特徴は以下のとおりとなります。
- 長期的な運用に向く→樹種が多く複雑な構造になるため、病害虫のリスクや自然災害のリスクに強い、木が太くなればなるほど価格が上がる
- 様々な用途に対応できる→木材だけではなく、樹液や樹皮、葉や根っこなど、多種多様な用途に対応できる
- 更新しやすい→萌芽更新(切り株から芽が出る)する樹種が多く、伐採したあとも天然で更新しやすい
- 価格が安い→ほとんどがパルプ材やバイオマス材での販売となることから、木材価格が安く販売先が限定される
- 管理が大変→混み合っている状況が多く、間伐や作業道敷設に危険が伴う
- 立地が悪い→良い条件の場所は人工林(針葉樹が植えられている)場合が多く、谷地や傾斜などの条件が悪いケースがある
- 自分で森づくり・薪づくりをしたい人
- 広葉樹の可能性を追求したい人
- 超長期の山林経営をしたい人
に向いています。
その山林で何を行うのか?
キャンプ場や薪の生産など、様々な目的で山林を持ちたい人という人が増えています。
大規模な林業ではなく、個人で山を管理しながら山林と共生していくのも立派な林業のカタチです!
ここには記載していないメリットやデメリットもありますので、山林を探す際はお気軽にご連絡いただけると幸いです。
それでは!

